よく行き来する仲のいいご近所さんの家が、洪水に見舞われてしまいました!
写真が分かりにくいかもしれませんが、外開きで庭に出るガラスのドアの半分くらいまで水が来ています。
私たちが住んでいるのは坂の上。その坂は、疲れているときはヒーコラ登るほどの角度があって、家は近くの丘からはロンドンの中心部が見渡せるくらいの標高にあるのに、局地的豪雨は本当に「局地」を襲うんだなと思いました。標高は関係ないですね。
「古いタオルあるだけ持ってきて!」と言われて駆けつけた時。
ドアの外は、水位がこれよりもあったけど、ソファは漂流してなかったんですが‥タオルで浸水を抑えるどころではなく。
とりあえず低いところにある動かせるものを高いところに揚げる!しかし水が迫る時間との戦い。ソファを筆頭に、家具の大物はおしゃか〜になってしまいました。
家の外に排水口はあるものの直径が小さく、庭からの木屑や葉が水と共にどんどん流れこんでくる。
水位が上がってきて、もうその排水口もどこにあるか分からない状態に。とにかく水はけがなくて、どんどんどんどん、足首から膝まで、水に浸かってしまいました。
私たちが住む通りの後ろは公園で、その公園にはそれぞれの家の裏庭が面しているんですが。
庭から水が流れ込んだのは友人の家だけで、両隣の家には全く影響なかったようです。
そこで、まず水の流れこむ原因を突き止めるべし!と偵察にいった友人たちが発見したのは、隣人の庭の裏口に渡された大きな倒木。公園からの藪とぬかるみを避けて庭にアクセスするために、隣人が渡した大きな木でした。
大雨に備えたダム対策はされている公園だけど、その大木が水の通路を変えてしまったようです。
小さい頃、水遊びで堤防だ!ダムづくりだ!と小さなぬかるみで遊んだ記憶があります。
枝や石で水の流れを変えたりして遊んだなぁ。あの水を堰き止める原理ですね。
幸いなことに友人は、洪水もカバーする保険に入っているようで、これから家のリノベなど長期戦になるものの、保険会社が仮住まいの家も斡旋してくれるそう。
でも、この状態が復活するのはいつになるやら‥
綺麗好きでいつも整理整頓されていて、雑誌のような素敵なお家なのですが、インテリアにとても気を遣って気に入ったものを時間をかけて揃えて整えていただけに、心身の負担も大きいだろうと思うと、しんどいこっちゃ、です。
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