炭酸を飲もう!
と大々的に言っていたのでしょうか?
ウィルキンソン炭酸水は、宝塚の誇る炭酸水。と思っている人は少ないのですが、アサヒ飲料によると(以下公式サイトより抜粋)
「1889(明治22)年ころ、英国人ジョン・クリフォード・ウィルキンソンは、狩猟に行った宝塚の山中で炭酸鉱泉を発見しました。 この鉱泉水をイギリスに送り分析したところ、世界の名鉱泉と肩を並べる良質な食卓用ミネラルウォーターとの結果を得られました。」とあります。
この写真は宝塚の温泉街で、私の生まれ育ったエリア。この橋は宝来橋(ほうらいばし)と呼ばれ、私が子供の頃はもうちょっとしっかりした橋だったものの、強風の中を渡るとちょっと揺れを感じてました。
おそらく、炭酸水が発見された頃に撮影されたのではないでしょうか。1889年の炭酸水発見から、プロモーションとして「DRINK TANSAN」としたポストカードを印刷したのかな?
ビクトリア朝時代の服装をした白人の男女が映っています。
この橋、立ってることが奇跡なほど危なっかしく見えるんだけど。一本足ですよ!?
強風でぐわんぐわん揺れますよね!?
橋がぐわんぐわんしていて、その真ん中に立っている夢を、何度も見た記憶があります。イメージはまさにこんな感じで、夢の中の橋が出てきたようで、びっくり。
この写真、炭酸水発見から10年以内に撮影されていたとしたら、1900年くらいまでに撮られたものではないでしょうか。
私の実家は宝塚温泉街の旅館で、橋を渡った奥、山の手前にある旅館街の左手にありました。
とうの昔にたたみましたが、100年近く続いたので計算するとこの頃には建っていたかも。
橋の位置が変わっていたとしても、川に面していて、橋の袂から左に2、3軒目だったので大体の見当はつくなぁ。冷泉ではあるけれど、今も昔も、ボイラーで温めて温泉として利用されている。そして強炭酸でウィルキンソンがまた大々的に売り出されている昨今、「良質な鉱泉」は今もコンコンと湧き出ているんだなー。炭酸せんべい、なる名物もありますよ。大きく様変わりした温泉街だけど、炭酸せんべいを手焼きしている「黄金家」さんは、今も営業されています。
橋のすぐ横、私の旅館の隣だったからね! マンションばかりになり通りの雰囲気がすっかり変わってしまった今でも、店構えが変わっていなくて、前を通ると懐かしい。
よく、鉄板で焼いたあとの端っこを集めた「クズ煎餅」をもらっていたなぁ。
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