9月8日はテムズ川沿い、国立劇場や国立映画館などがある目ぬきエリアにある、シェル石油のロンドン本部ビルの目の前に集まる。
石油・ガス依存社会に依存し続け、温室効果ガス排出量をオフセットすると宣言するも、その実現は2050年だという。地球温暖化を1.5℃に抑えるためには、現在のイギリスの排出量では2030年に完全オフセットしなければいけない計算になる。わずか10年後だ。エクスティンクション・リベリオンの科学者たちは2025年をターゲットにしないと、1.5℃以下に抑えるチャンスは3分の1になると苦言している。
楽観的なシナリオ、悲観的なシナリオというわけではなく、単純に数値を集計し予測を行うとこうなるわけで、そろそろ、その「悲観的なシナリオ」が現実であるということは、じわじわと認められているように思う。
今年の冬、スコットランドのアバディーンにあるシェル本部前でも同様の抗議運動があった。スコットランド沖の北海油田開発の拠点となり、「ヨーロッパの石油首都」として発展したと言ってもいい場所だ。
でも、今回のリベリオンの目的は、CEE法の広い衆知とその理解、応援による成立実現にあると思うのですネ。
大まかに括れば、企業を動かすのは彼らが遵守すべき法律を定めるその国の政府。
その大元に動いてもらうことにより、根っこから改善していくことにとても意義を感じる。
末端をわちゃわちゃといじっても、あまり効果がないように思います。特に、時間切れが気になる時期に到達してしまった私たち、焦点を絞らないといけません。
色々な方向へ向けてメッセージを発散すると、薄く拡散してしまう。今回のリベリオンには、少しブレが感じられるのが残念。もっと一点豪華主義で、CEEをキラキラと高く掲げて行ってほしかった。
ともあれ、サンバ隊は呼ばれて飛び出て、立派に任務を果たしました。
少しだけだけど演奏風景を撮ったので、載せておきます。
割と前列にいたので、リーダーのクラウディアにかぶりつき状態で撮影(笑)
本人、「わたし、エアロビクスやってるわよね! 道理で汗だくになったわけだわ」と笑ってました。
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