フィンドホーンです。夏の休暇で行ってきました。
小さな、ちいさーな、港町。UKの北西端に位置するので、海辺から彼方を見遣って、ノルウェーがあるのだなと思います。たくさんのアザラシも寝転んでます。アザラシが定めている一定ラインを越えて近づきすぎると逃げますが(どんなにソローっと行ってもライン越えすると水に飛び込まれます)、双眼鏡で見ると坊主頭が可愛らしい。
フィンドホーンには「フィンドホーン財団」というところがあって、漁村から歩いていける距離。
日本語で記されたHPを読むと、こうあります。抜粋です。
『フィンドホーン財団(The Findhorn Foundation)は1962年の創設。日常に根ざしたスピリチュアリティーを主眼に、自然と人との共存、人の在り方・つながりを学び続ける、国際色豊かな共同体です。
エコ・ビレッジとしても成長し続け、新時代の暮らし方のモデルとしても注目を集めています。
「コミュニティ」や「自然環境」、「スピリチュアリティー」といったテーマを通し、社会・経済、文化、自然環境面での環境維持持続が可能な暮らし方の形を探求、実践しています』
3人の創設者が、砂地を開拓しコミュニティを作り上げたそうです。ちょっとスピなところがあり、妖精たちがくれた恩恵でキャベツがバスケットボール大に育ったのだとか。ロシア民話の「おおきなかぶ」みたいですね。
ただ、最近はその恩恵があまり見られず、キャベツは普通にサイズダウン。ボソッと「妖精たちは去ってしまった」という声も聞きました。
ここで今年4月に、「Climate Change and Conciousness」(気候変動と意識)というイベントがあったんですね。世界から少数を含む多様な民族が集まり、気候変動について話し合うというイベントで、友人が参加。今年春に日本語字幕を付けさせてもらった映画「Aluna」の主役、少数民族コギのメンバーも来ていたよ、と聞いて。
夏に行きましょう、ということで今回の訪問となったわけです。おおきなかぶはもうないのかなー。
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